サムシングブルー をご存知ですか?
みなさんはサムシングブルーというウェディングにまつわるおまじないをご存知ですか?
元々はヨーロッパにおける結婚式にまつわるおまじないなのですが、近年、日本でも認知され採用するかたも多いんです。
まずは、
「サムシングブルーとはいったい何なのか」
「いつ、どうやってはじまったのか」
という基本的な事項からご紹介していきます!
■サムシングブルーの起源
サムシングブルーは、ヨーロッパにおける結婚式の伝統的なおまじない・演出で、なんと200年以上も前から続いている習慣です。
一説によるとサムシングブルーの習慣は、イギリスの童謡集「マザー・グース」に収められた、歌に由来しているといわれています。
現在でも欧米では、定番のおまじない・演出として、多くの結婚式にサムシングブルーが取り入れられています。
■サムシングブルーとは
サムシングブルーはポジティブで、ハッピーなニュアンスを持った言葉です。
サムシングブルーは、
「二人の結婚が幸せなものになりますように」
「花嫁が幸せになりますように」という
おまじないアイテム「サムシングフォー」のうちの1つと言われています。
「サムシングフォー」とはさきほどご紹介したマザー・グースの歌にも出てくる4つのアイテムで、これらを結婚式のなかに取り入れると幸せになれると考えられています。
サムシングフォーは、それぞれ以下のような意味を持っています。
・サムシングオールド(Something Old/何か古いもの):祖先から大切な宝物や伝統を受け継ぐ
・サムシングニュー(Something New/何か新しいもの):二人の新しい生活の第一歩を踏み出す
・サムシングボロード(Something Borrowed/何か借りたもの):幸せな結婚生活を送っている人の幸福をおすそ分けしてもらう
・サムシングブルー(Something Blue/何か青いもの):聖母マリアの色、つまり純潔の象徴
■サムシングブルーに込められた意味
上記のとおり、サムシングブルーの青色とは聖母マリアの色であり
純潔や花嫁の清らかさ、誠実な愛情を意味します。
「青い鳥」の物語からもわかるように、幸せを呼ぶ色だとされている青色は、
最近では日本の結婚式場の内装にも取り入れられることがあります。
日本においてはサムシングフォーのなかでも特にサムシングブルーを結婚式に取り入れるカップルが多い印象があります。
これまで参加した結婚式や披露宴で、青色のアイテムを見かけたことがあるという方も多いかもしれません♪
美しく凛とした青色を結婚式に取り入れて、花嫁の誠実な愛情を表しつつ、
これからの幸せを願うサムシングブルー。
「自分たちの結婚式でもサムシングブルーを取り入れたい!」という方に向けて、おしゃれな取り入れ方をご紹介します。
■サムシングブルーの取り入れ方
・「さりげなく」取り入れるのが基本
サムシングブルーは、花嫁の純潔や清らかさを表すアイテムなので、
基本的に人目の付かない所に取り入れるのがポイントになります。
例えば欧米では、白いガーターに青いアクセントの入ったガーターベルトを着けるのが一般的です。
こうした使い方を参考にして、青い色をさりげなくアクセントとして取り入れると良いでしょう。
■サムシングブルーのアイデア集
・指輪やティアラの内側にブルーサファイヤを埋めておく
・ブーケのなかに青い花を混ぜる
・ブルーのドレスを選ぶ
・撮影アイテムに青を取り入れる
また、ビーチやスタジオ、オーシャンビューのロケーションなど、
青い景色が入る場所で撮影をするというのもオススメの取り入れ方になっています♪
いかがでしたでしょうか?
皆様の結婚式アイデアの参考になれば幸いです♪